Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして

歯科医師がロスからお送りするアメリカ人の頭の中観察記録。

戦う女性

本日もカルチャーショックについて。

LAでは、私もそうですが、ほとんどの学生がルームメイトと一緒に生活しています。

男女共同なんてのもざらにあり。

日本ではあんまり考えられないかもしれないけど、全く普通に男女で共同生活します。

テラスハウスじゃないけどやはりそこにドラマはあるようで。

 

アジア人の友人A子がアメリカ人のルームメイトBと付き合い始めました。

言葉の壁もそれほどの問題はないようで、どうやらうまくいっているかのように見えていました。

 

しかし、ある日、落ち込んだ様子のA子。どうしたの、と聞くと、彼氏の部屋に、Bの古い友人C子が転がり込んできたとのこと。

もちろんC子はBがルームメイトと付き合っているとはつゆ知らず。

旅行中だけ泊めてくれ、と頼まれ、BはC子の本来の目的を知らず承諾。

Bの部屋に泊まった初日、C子は本当はあなたと結婚したくてここにきたの。このままここに住むつもり!

ちょ、待って、真剣に付き合ってる彼女がいる(しかも家に)から無理だよ、と諭すB。

しかし、そんなの私のこと好きになればいいだけの話だし、私綺麗だからハリウッド女優になりたいから、このビバリーヒルズの家、ちょうどいい!とC。

 

えええええええええええ。

頭おかしでしょ…

 

 

次の日、とりあえずBはA子にそのことを報告。

もちろん憤慨するA子。

や、ありえないでしょ!サッサッと出てってもらってよ!

するとBは、

いやー、彼女も一緒に住んでるから出てってって頼んだんだけど、言っても聞いてくれないんだよねー、と。

その話を聞いた私はおもわずBに、

そんなのありえないでしょ!?

てゆーか、彼女が一つ屋根の下に住んでるって知った後も居座り続けようとする根性が考えられない、と答えると、

Bは、うーん、でもホワイトとブラックの女の子たちってそういうもんじゃない?

常にコンペティションだよね。相手のことを考えて身を引くのが普通って、それは日本人だからだよ。と。

 

ま、まじか。

 

さらに続けてBは、まあ、僕たちの人種にとって女の子たちがこんな風に戦い合うのは普通だからね。出てってって言っても出て行ってくれないし、昔からの友人だから無理矢理追い出したくないし。もうしばらく様子をみるよ。

と。

 

そ、そうなんですね…

考えられない…

 

こっちに来てから、事務手続き一つでも交渉によって自分の優位性が変わることに気付きました。いかに自分の主張をするかで相手の対応が変わります。

しかも一見無理そうなことも交渉すると結構フレキシブルに応えてくれる。

言ったもん勝ち、って感じ。

 

こんなこと言ったら、めんどくさい客だなって思われるかな、とか

相手も忙しそうだし、この辺でやめとくか、とかそういうことって日本人はすごく敏感。

もちろんこちらの人々もある程度そういう風にも考えるんだろうけど、自分の欲しいものに対しては貪欲

 

それって社会でだけじゃなく、恋愛でもそうなのね…

おそろし。

なんて思ってしまった一件でした。