Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして

歯科医師がロスからお送りするアメリカ人の頭の中観察記録。

アメリカ分業制のシステム

こんにちは!

更新が少し滞ってしまいましたが、私は元気です!

 

一年の切り替わりの時期なので、ちょっと、いやかなり忙しくて…

シニアレジデントの患者さんの引き継ぎや、一年のまとめのケースレポート、プレゼン、積んでるだけの論文の整理…うう、時間はいくらあっても足りないですね。

 

 

そこで、最近、今度シニアになる同期と、来年ジュニアを受け入れる前に色々話し合ったのですが、問題点の解決の仕方にびっくりしたことが。

 

この問題点。

「クリニックがきたない」

 

不衛生の汚い、じゃなくて、オーガナイズされていない、って意味のきたない、です。

ほんっとうにきたなくて。

モノがどこにあるかわからなくていちいち探さなくちゃいけないオフィスってなんじゃい。

というのも、私たちレジデントは毎日このオフィスで仕事をしているわけですが、指導医は日替わりで毎日違う先生が来るんですね。その数10人ほど。

だから、週に一回とかしか来ない先生は、使ったものをそのままどこかに置きっ放しにしたりする。返す場所がわからないので。

そんなこんなでどんどん状況悪化。

 

さて、どうやって解決しましょうか。

みなさんはどう考えます??

 

日本のクリニックなら、みんなで片付けよう、場所を確認し直そう、オーガナイズできるようにラベルを貼ろう…などなど。

 

「きたない→片付けよう」

というのが私たちの思考プロセスですよね。

家だろうが、オフィスだろうが。

 

しかし、ここでの解決案は、

「きたない→片付ける人を雇おう」

 

でした。

まじか。

 

つまり、使ったものを自分で片付ける気は無いんですね。

治療することが自分の仕事であり、それ以外のことは自分の仕事ではない。

誰かの仕事をやる必要はない。

そういう考え方です。

 

 

この一年、この分業制には相当悩まされました。

特にオフィスワーク。

各書類手続きの時に、いちいち自分の分担の今年かオフィスの人がやってくれないんですよ。

なので、一つの書類を作ったり、一つのじむ手続きをするのに、アメリカ素人の私は毎回めちゃくちゃ時間がかかる。

最初から、知っているプロセスをこなすのと、知らないプロセスを探り探り、人に聞きながら、いろいろなところに電話をしながらやるのじゃわけが違います。

もちろん、ベイビー@アメリカの私は後者。

 

いちいちわからないプロセスをいろんなところに電話してきく。

一つ解決。

これは?ときくと、それは私の管轄外だからわからん。

こっちに電話してくれ(と言ってくれればまだいい方)、と言われ、言われたところにかけると、営業時間外、そこでも違う、と言われる…などなど。

分業制ゆえに、仕事が一つのところで終わらないんですよ!!

 

日本なら、自分の専門管轄がいの分野もある程度把握しながら仕事する(場合が多い)じゃないですか。そういう意識は全くない。

私の与えられた使命はこれです!!

それ以外はやりません!!

プロ意識の高さ、半端ない。笑

 

 

と、外国人にとっては優しくないデメリット、文句を述べましたが、アメリカの分業システムのメリットは一番は「効率化」出そう。

そりゃあ、やらなくちゃいけないことが少ないほど効率は上がるわな。

二つ目、雇用の確保。

多くの人に雇用を配分するために、わざと仕事を分けています。

一人の人が多くのことをやってしますと、その分仕事がなくなる人が出てきますからね。

 

例えば、嘘か本当か知らないけれど、アメリカ雇用の確保のため(?)にゴミの分別を一般人がしません。

一般人はゴミはゴミ箱に捨てるだけ。

ゴミを分別する仕事の人がちゃんといるんですね。

だから、日本みたいに、燃えるゴミ、燃えないゴミ、二家庭で分けてしまうと、彼らの仕事を奪ってしまうから分別しないんだって聞いたことがあります。

 

うーん、効率的なのか、非効率的なのか計りかねる…

 

 

ということで、クリニックがきたない、の解決方法は新しいスタッフを雇う、でした。

でも、自分でやった方がどこに何があるか把握しやすいからなあ、スタッフ雇うって言ったて、明日からきてくれるわけじゃないんだから、と思って、片付け始めた私に同期たちが、

「ちょっとあんた何やってんのよ!そんなことやってないで自分のことやりなよ!」と。

うん、だからこれは私にとっては自分のことなんだよ…

とカルチャーショックでした。

 

一年経ってもまだまだカルチャーショックは続きます。

 

でーはみなさま、

Have a great day!!