Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして

歯科医師がロスからお送りするアメリカ人の頭の中観察記録。

アメリカでアジア人に会うとホッとする

こんにちは

 

日本にいた頃はあまり感じていなかったんですが、アメリカでアジア人に会うと、なんかホッとするんですよね。

 

 

 

 

基本的に、私は日本人の友達がLAにいません…

もっと積極的にコミュニティー作れば良いんだろうけど…

 

中国や韓国の方、私の住んでいる辺りにはたっくさんいます。

UCLAの歯学部の学生にもたくさんいます。

彼らに会うとなぜか、なんとなく親近感湧くんですよね。

そして、やはり立ち振る舞いや笑い方、日本人と似ているな、と思う。

彼らが二世、三世の場合はまた異なりますが。

 

患者さんでもアジア圏の方が来るとなんとなくやりやすい。

 

別にだからなんだってことはなく、欧米系の人でもヒスパニック系の人でも、対応に変わりはないんですが、なんとなーく、気が緩む…と言うか。

これは私だけなのでしょうか。

 

 

 

 

去年、神経学の講義に中国出身の神経内科の先生が来ました。

複数回に渡る講義のすえ、脳神経診察の試験がありました。模擬患者さんに神経診察をする、と言うよくある実技試験です。

模擬患者はレジデントどうし。

しかしレジデントのうち一人でも不合格だった場合は全員再試験、と言う結構しっかりとした試験でした。

 

さて、試験当日。

ヒスパニック系のレジデントはスエットで現れました。いつもはスクラブで登場する彼女、その日はクリニックに行く必要がなかったので、ラフな格好で来たんですね。

試験開始早々、中国出身の先生が、その格好は一体なんだ。と服装を指摘。

 

…そりゃそうだろ。と内心思う私。

しかし、何を指摘されているのか、本気で理解していない様子の彼女。

「いや、私服ですけど」

と普通に回答。

そのあと、先生がお小言を言う。今日は試験なんだからそれなりの格好で…(ガミガミ)

 

 

次、アメリカ人のレジデントの番。

彼女は羽織った白衣のポケットに手を突っ込んで、試験を始めた。

ここでまた、先生の注意。

「患者さんの前なんだから、もっとちゃんとした態度とりなさい。」

ガミガミ…

 

 

この後、二人のレジデントはガチギレ。

二人とも、なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないのかわからない。

歯学部卒業してから、10年以上私はこうやって患者さんを見て来たし、ポケットに手を突っ込んでいようが、スエットをはいていようが、患者さんの症状が変わるわけじゃないし、そもそも私たちは学生じゃないんだからそんなこといちいち言われる筋合いはない、と。

 

おうおう。

まじか。

 

 

日本の歯学部を卒業した私にとっては、そりゃあ注意されても当たり前だろう、と言う項目だったのですが、彼女たちは本気で気分を害したよう。

 

次の日までこのことでブーブーレジデントルームで文句を言っていました。

彼女たちに、

私は先生の言っていることわかるけどな。

学生じゃないけど、教わっている立場なんだし。それに、誰かが見て不快に思うような態度は診療室では避けるべきなんじゃないの?

 

と。

 

そして、あなたたちが歯学部でどういう教育を受けて来たか知らないけど、私の卒業した歯学部だったら、絶対ありえない行動だったよ、

あの先生は中国の先生だし、アジア圏の方がルールに厳しいところはあるよね。

そんなに怒っていないで、文化の違いだって思ったら?

 

と。

 

彼女らが、私の意見を理解したとは思いませんが、横で聞いていたインド人の友人は、インドの歯学部でも、それは許されないだろうな。

アメリカ(北米、南米)の学生ほんとラフだよね。と。

 

 

そこで疑問。

自分で言っておいてなんだけど、これはカルチャーの違いなのか?

個人差なのか??

(前にも同じような記事何度か書いていますね。)

 

他のアメリカ人に聞いて見ました。

友人1:うーん、模擬患者であって患者じゃないんだからなんでもよくない?

友人2:彼女らの考え方がアメリカ人の考え方だと思って欲しくないよ。明らかに間違っているでしょ。

 

と。

なるほど、個人差ってことか。

 

確かに日本や他のアジア圏と比べるとアメリカはゆるいです。自由が多いです。

でも、感じ方、受け取り方には個人差があります。

パリッとさせられる教育に慣れている私たちはそれを貫くべきでしょう。

そうしておけばなんの問題もないです。

オフィシャルの場であれば。

 

 

 

話を戻し、

やはり、個人差といっても、ある程度文化に由来するところはありますよね。

同じように考える人の割合が多い、と思う。

 

そういう意味でも、アジア人の方に会うと親近感が湧くのだと思います。

 

ドイツ人の友人も、同じようなことを言っていました。

やはり、ヨーロッパ人だと、なんか落ち着くし、付き合うならドイツ人じゃなきゃ嫌とは言わないけど、ヨーロッパ人が心地よい。そうじゃないと、意味不明な事言い出すのに疲れる。

 

と。

 

ロバートの考え方は比較的日本人の一般常識に近いと思う。

他の私の周りのアメリカ人との比較ですが。

 

しかしそれでもたまに、

「ちょ、それ本気で言ってるの?冗談だよね?それともお馬鹿さんなんですか?」

と耳を疑いたくなるときは度々。

 

日本人じゃあ考えられないようなぶっ飛んだ意見を押し通そうとする事があります。

反論しても、向こうも私が何を言っているのか理解しない、そもそも根本の常識が違う、んですね。

 

 

Anyway,

そんなわけで、やっぱり私はアジア人だな、生まれ育った環境に近い人たちの集団にいることが落ち着くな、と思ってしまう今日この頃です。

 

 

で〜は

 

Have a wonderfull day!!!